NPO法人 トライネット祝賀会

2006年12月19日 風の戯言


 自分でも把握できない行動の中に障害者の支援組織 NPO法人トライネットの副代表理事の肩書きがある。春先、市長が活動拠点「スペースあると」を訪問されたとき取材同行していた地元新聞社の社長が「石塚さん、何でここにいるの?」と聞かれた。お母さん達の集まりの中で、自分の立場をどう説明していいのか判らず咄嗟に「用心棒だよ」と答えてしまった。でも何と無くその「用心棒」が好きになり、いつもそう答えることにしている。
 今日は念願であった新しい活動拠点「ここ はうす」の竣工記念祝賀会が開かれた。市長さん始め多くの来賓と支援者、スタッフの人たち、利用者の子供さんたちが一緒になってお祝いし、マリンバの演奏があったり、市の介護スタッフによるバンド演奏があったりと、とても温かい、一足先のクリスマスのように盛り上がりがった祝賀会だった。
 閉会の挨拶で、私は用心棒のつもりで居たけれど、励まされ勇気付けられているのは自分達の方じゃないかと思う、ありがとう、と締めさせていただいた。
 最高にいい時間だった。こんな温かい心を一人でも多くの人たちに伝えられたら柏崎はもっともっといい町になるだろうとしみじみと思った。いい町になって欲しい。