戦い済んで日が暮れて

2007年03月29日 風の戯言


 夕方から新潟の会議を二つ終わらせて、古町に寄って最終に「きたぐに」で家に帰る。新潟発22時55分、新潟はまだ宵の口でも車内はもう夜中。疲れ切った乗客の一人となってシートに身を沈めると深いため息が出てきてしまう。
 長岡から東京発最終便の仲間達が乗り込んでくる。闘い疲れて、でも生き延びて家に近づいた安堵感が表情を緩めている。
 人は何故闘うのだろう?
 戦いは人を疲れさせる。
 闘わなければ、人は楽なのだろう。
 戦いを放棄すれば、敵が攻めてきて殺されるか奴隷になるか、只一度の人生を自由に生きる選択権は簒奪される。
 心の平安は、戦いに勝ち残った、その僅かな時間だけしかない。
 もう眠い。何を書いているか判らない。寝る!