チェ・ジウの水 Vana H を見に行く

2008年09月26日 風の戯言


 糖尿病が治る、癌が治るかもしれない、と言う話を聞いてチェ・ジウの水「Vana H」を見に行ってきた。
 正直言えば人に奨められて、この疲れ易いボロ雑巾のような身体が少しでも楽になれば、と思い、もう少し前から使い始めてている。
 週2回のマッサージと毎日2種類のサプリメントと6種類の薬と睡眠薬と養命酒、三度の食事と週1回の散歩、そして天然水素水、これで漸く人並みの健康を維持している。
 だから、この水はひょっとしたら俺にとって救いの水になるのかも知れない。だけど、只の水がそんなにも効くのだろうか?
 社長の講演を聞いていて、このタイプの人に何処かで会った記憶がある。誰だったか思い出せない。
 しかしまた、偶然も良いところで週刊新潮に「怪しい天然水素水」が掲載されていた。記事に間違いはなさそうだ。
 説明会の疑問点は二つある。効果の問題と仕掛けの問題。効果の証明としての「臨床データ」がまだ少ないこと。理論的には「?」のところが多い。仕掛けとしては2011年10月に一部上場の予定で、それまでに5000人の株主が必要とのこと。それで、公開されれば、多分とんでもない初値がつくだろう、という説明。うーん、欲が理性を邪魔していく。慎重な自己判断、というか資料とデータの解析をしてみたい。

 26日は新潟工科大学の「大学開放」。安田浩東京電気大学教授の講演には間に合わなかったが宮沢教授の研究室と懇親会でじっくりと話を聞くことが出来た。「JPEG」「MPEG」の開発者で、やっぱり本物の学者は人間味が違うと感じた。 師曰く「大学の研究室に企業の人が訪れ、学生に質問する、それが学生にとってとても大きな励みになる。それが教育」、と。何となく嬉しくなった。