中越地震 4周年

2008年10月24日 風の戯言


 昨日は中越地震4周年、6時少し前「丁度、この時間だったよね」などと当時を思い出しながら「じょんのび村」で話し込んでいた。「じよんのび村」は来年春までの工事に入り、閑散としていた。ここもあの地震で手酷くやらてしまったのだが・・・。試練は続く。
 前日の22日夜は「NPO 全国防災支援ネットワーク」の代表理事の羽鳥さんと初対面ながら午前様に近くなるまで飲んでいた。芭蕉が「奥の細道」行脚で柏崎を訪れた時、連絡の手違いで宿を断られた、と伝えられる「天屋旅館」、本当は本家の「天屋旅館」だったらしいのだが、子供の頃に海に連れてきて貰って遊んだ、と言う懐かしい思い出を手繰り寄せながら、中越沖地震でメチャクチャになった建物をボランティアで修復したという、女将の語る嬉しい話の主から尽きない物語を聞き続けた。余談だが「天屋旅館」は「江差追分」の市川与一郎の縁に繋がる。

 そして、今日は株価が8000円を割った。
 世界の主要国首脳が額を寄せて練った対策をあざ笑うが如く6000兆円とも7000兆円とも言われる世界のホームレスマネーが、暴れまわる癌細胞のように自らの生存環境である世界経済を叩き壊している。
 後の世界史で、この時代は何と語られるのだろう。