響 投稿原稿  「柏崎らしさ」 

2016年10月02日 風の戯言

 柏崎技術開発振興協会の「再生可能エネルギーと蓄電技術応用プロジェクト」に参加し、「柏崎らしい」商品開発に苦悶している。東芝の2次電池SCiBを使うことが条件なのだが「柏崎らしい」商品」ってどうすりゃいいんだ ?

 ところで「柏崎らしさ」って何だろう ?

 海・・・? 日本の周辺は海だけじゃないか・・・?

 柏崎の特徴って「消滅可能都市」・・・高齢者が多く、市内も周辺地域も「過疎地」・・・これが特徴?

 そうか ! 「柏崎らしさ」というのは「老人と海」なんだ !

 日本中、高齢者が溢れている。であるならば「ターゲット顧客」を高齢者に絞り込んだら、どんな商品開発が可能なのか?

 はっと気がついたら、自分は既に高齢者であった。しかも来年は立派な「後期高齢者」になる。で今、自分が一番欲しいモノ?、そうだ、リハビリゴルフを楽しませてくれる、芝生を歩かなくてもよいゴルフカートだ! いいじゃん ! それだよ。

 閃けば後は俺は天才。次から次へとアイディアが沸いてくる。
 電動車椅子にゴルフバックを積めばいい。商品名は「ボケモンGolf cart」。ゴルフ場のコースデータとGPS、ボールの自動追尾システム、自動運転技術を組み込めば一丁出来上がり。
 どうだ! 柏崎カントリーは海は海が近い。柏崎は年寄りにバカ優しい町なんだよ。絶対柏崎の「売り」になるハズ。

 「・・・で、お前のボールは何時も藪の中に入るけど、その時はどうするのだ?」
 「・・・・・余計なこと言わない方が身の為だぞ !」