長岡の花火

2022年08月02日 風の戯言

1945.8.2

長岡は焼夷弾に焼き尽くされた。
村長だった父はその職権で長岡まで行き、焼死者の顔を一人一人確かめてきたという。
姉は、学徒動員で長岡の工場で働いていたのだ。

火の海の中、宿舎だったお寺の本尊を抱いて逃げたという。

鯖石まで、花火の音は伝わってくる。