喜多郎 空海

2015年05月31日 風の戯言


 喜多郎の「空海」に浸っている。

 空海の風景を読んでいるはずなのに記憶が無い。

 ただ、このCDを聴いていると「空海の世界」に浸っているような気持ちになってくる。

 人間の哀しさ、というのか、喜多郎の曲がそれを柔らかく包んでくれる。
 暮れてゆく西の空を見ながら、諸行無常に沈み込むのもいい。

 最近になって、戦国の武将達が堂に籠もったのが解りかけている。
 
 それと、鐘の音は実にいい。

家族写真

2015年05月25日 風の戯言


 73歳の誕生日を無事に乗り切り、翌日は姉の納骨。
 3人の甥から貰ったのが、この写真。

 正直言えば、母の顔をマジマジと見たのは初めて。
 予想より美人なので、「エッ !」という感じ。

 因みに、母の膝に抱かれているのが不肖私メで御座候、らしい。
 多分、まだ1歳前後かと思うので昭和18,9年の写真かな。

 祖父母、父母、そして7人の兄弟姉妹。
 大東亜戦争の雲行きが怪しくなる・・・そんな時代なのかな ?

 嬉しい写真だ。

73歳、私の青春

2015年05月22日 風の戯言


 何て言うか・・・、今日、73歳になってしまった。
 嫌になっちゃうね。

 社員からお祝いに花束とハットをもらった。
 夕方、愛している女性から花が届いた。

 午後、育てて貰った兄貴の顔を見に行き、近況を伝え、昔話を楽しんだ。
 73歳にして運転免許の停止を受けたこと。
 ギックリ腰で挙動不審な生活をしていること。
 中学生の頃から晩酌をさせて貰ったこと、と猟銃を買って貰ったこと。古き良き時代の懐かしい話に涙が零れそうになった。

 写真はまことさんの「早朝の富士」を拝借

田中角栄

2015年05月21日 風の戯言


 まことさんが、富士の美しい写真を送ってきてくれた。
 
 こんな風景に向かってシャッターを切れるなんて幸せだ。

 何枚かの中で、この1枚を選んでみた。

 「田中角栄 100の言葉」はいい本だ。

 「仕事と文句との関係」
  仕事和するということは文句を言われることだ。
  褒められるために一番良いのは仕事をしないことだ。
  しかしそれでは政治家はつとまらない。
  批判を恐れずにやれ。

  好きな言葉だ。

 写真を見ていると若い頃を思い出す。
 「明日の鯖石を創る会」を率い、バスを仕立て目白に伺った。
 角さんのエネルギーが乗り移り、我々も夢中で走った。

 角さんの下駄を貰ってきたことも忘れられない。

休日

2015年05月17日 風の戯言


 静かに1日が暮れてゆく。

 昼間、若葉が当たっていた5月の風と日差しが鎮まり、夕日に染まった空の薄い雲も、動かない。

 こんな平和な時も、一瞬後に大きな地震に見舞われる。

 中越沖地震以来、どうも嫌な予感に苛まれ、落ち着かない。

 貧乏性なのかな ?