鯖石の朝

2012年05月27日 風の戯言


 歳のせいか、朝早くに目が覚める。
 やはり70歳のになると違うのかなぁ・・・。

 朝靄に、朝日が指し始めた。

 こんな風景も良いもんだ。

松之山 美人林の朝

2012年05月23日 風の戯言


 昨日は肩凝りが酷く、不機嫌な誕生日だった。

 ただ今日は5時に目が覚め、そのまま松之山に走った。どういう身体になっているのだろう。

 美人林までは30分くらいで、ブナ林に朝日が指してくるのに出会えた。

 歳のせいか、こんな朝もあるんだなぁ・・・。

悪さ古稀

2012年05月22日 風の戯言


 70歳になった。
 何と言うことだ!

 古稀を迎えて惚けることも儘成らず(自覚症状が薄いだけ?)この経済の大混乱の中で先の見えない右往左往している。

 自分の誕生日を祝い、東京ではスカイツリーをオープンし祝ってくれている。そんなにして貰わなくても良いのだけれど・・・ナンテ馬鹿な話もしていられない。社員に笑われている。

 この日を迎えられたのは、早死にした親達に代わって6人の兄姉が自分達の子供同様に育ててくれたお陰だ。幼い子供を残して旅立つ親の願いでもあったのだろう。
 もう、その親の年を遙かに超してしまった。みんなに電話して元気な声も聴き、お礼も言えた。嬉しいね。

 子供達からはメールや電話が届き、今度の土曜日に集まってお祝いすることになっている。楽しみだ。
 娘からは孫の写真が送られてきた。孫馬鹿には成るまい、と自制していたのだが、決意も緩んできているようだ。

 古稀。もう少し悪戯に時間を掛けてみたいと思っている。熱気球、バイクと思っていたが原罪は自分の墓に夢中になっている。墓地は確保出来た。墓は木製にしようと工務店にお願いしている。丸太で囲まれた木の塚なんて、チョット素敵じゃないか!

谷根

2012年05月20日 風の戯言


 何という寂しさだろう。そしてまた、何という満ち足りた気持ちなんだろう。相反する感情が渾然と一つになって時間が過ぎていく。

 会社の建設システム課に「高橋まり」さんという華やかな女性がいた。会社を辞め、違う会社に勤めたが暫くして谷根トンネルの崖の上から落ち、亡くなった。

 15日、長岡日赤での人間ドックの後、何かに誘われるように六日町まで足を伸ばした。インターを降りて、そういえば随分と前だけどまりさんと美晴さんと営業に出て、回転寿司を食ったことを思い出し、探したらその店らしきのがあった。妻に昔話をしたら覚えていて二人でまりさんの思い出を語っていた。
 18日、元の上司の配野課長が「まりさん」の命日の話をしていたと聞き、不思議な縁を感じた。「社長、忘れていちゃイヤだよ」そんな声が聞こえたようで、堪らずに土曜日に花と好きだったビールを以て現場にお参りに行ってきた。

 会社経営をしていると、いろいろなことがある。

 葉室麟の本に沈んでいる。10冊以上も買い求め、こんな書き手がまだいたのだなと、深い感動の中で読んでいる。

 「生ききることだ」と葉室は何時もそう書いている。

椿山荘

2012年05月16日 風の戯言


 連休の中休みの5月1日、変な言い方かぁ・・・、新橋から目白台に会社を移されたお客様のお祝いに、久し振りに東京に出てきた。
 目白は角さん(田中角栄)事務所に何度か行った。しかし、直に町を歩いてみると、東京とは思えない落ち着きのある町で、すっかり大好きになってしまった。
 椿山荘でお昼をご馳走して貰い大感激。椿山荘は過去1,2回来た程度だが、都会の中に自然を残した風景はとても素晴らしい。
 食後、裏に出たら、そこは江戸川公園であり桜並木の散歩道が続いていた。いい雰囲気の街だ。

 午後は新大手町センターで一般社団法人日本アスファルト合材協会の通常総会と講演会、懇親会があり、参加させて頂いてきた。
 時代が変わり、もう知っている人が少なくなったが宇佐美元常務理事の顔も見え、配野君の紹介で多くの人達と名刺交換が出来、懐かしい話を楽しんできた。

 偶には東京に出るのもいいモンだ。ただ朝7時から夜の11時くらいまでの出張は、さすがに限界を感じてしまう。