一番上の姉が93歳、一番下が73歳。
健康を誇った7人兄弟、2番目の姉が亡くなった。
父が4月10日、祖父が4月13日、母が4月25日、祖母が3月22日、そして姉が4月11日。
「願わくは花のもとにて春死なむ その如月の望月の頃」西行
柏崎の桜は、将に満開だった。
親達と、今頃、桜の花を見ているのだろう。
以前からの約束で、富山に昼食を食べに行ってきた。
本当は富山城の花見と魚料理との「春を満喫」予定だったけれど、急に寒くなって、花見は寒空の下をウロウロし、近くの料理屋で刺身を食ってきた。やっぱり、味が違う。美味しかった。
もう一つの目的は北陸新幹線に乗ってみたかったこと。
車の旅とはひと味違う、電車の旅も良いもんだ。
ただ、「しらゆき」と「はくたか」を乗り継いでも1時間半しかない。旅としては少し短か過ぎた嫌いはある。
電車の旅は、乗っていて「もう嫌だ !」と言うくらいが一番良い、ということが判った。
障害者に近い3人組・・・。
桜の奥は富山城。
金沢の前田家との関係をもう少し知りたい。
車と運転する権利を剥奪されて、いわば軟禁状態。
自転車を持ち出して乗ってみたけれど、危なくてしょうがない。
よって、動ける範囲は徒歩可能な範囲に限られている。
暫く「良い子・・・?」でいるよりしょうがない。ギェーだ !
仕方がないので、俳句でもひねって暇つぶしをしている。
「人生とは、死ぬるまでの暇つぶし」
至言だね !
晴れた春の日は気持ちいい。
夢の森公園の林を歩き、いつものように鯖石川の堤防を歩く。
歩けるのは健康のバロメーターでもある。少し前まで10分も歩けなかったのだけれど・・・今日は一時間くらい歩けた。
鯖石川は雪解け水で濁流となり、柳の緑が濃くなり始めた。
満月が近い、少し欠けた月が掛かっている。
朝は八石に朝霧がかかり、山里に幻想的な風情を楽しまさせてくれた。 一日中快晴で、言うことなし。 少しバテ気味で、体力回復を願い、鯖石川の堤防を一時間くらい歩くことにしている。 軽く汗ばみ、足の筋肉がほぐれてくる。
「健康!」なんて何処かの爺さんが喚くことだと馬鹿にしていたが、年とともに必要になるらしい。
頭も「ナチュラル」になってきて、御目出度くなり申した。
今は頭より体の健康 !
だって、酒飲まないで素面で喋っているんだぜ、マジかよ !