小さな宇宙人 楓 君

2015.06.12 風の戯言


 6月1日(月) 夜10時過ぎ「生まれたよ」の電話を受け、翌2日生誕の地 鹿島まで行ってきた。

 日本を水平に横切ったような太平洋岸まで、新幹線と高速バスを乗り継いで、小さな顔を見て安心しトンボ返り。

 仕事の合間を縫って、この日しか無かったような幸せな旅だった。

 子供は順調に育ち、写真は生後10日ほどのものとか。

 これで、孫達は3人。
 俺にも、こんな日を迎えることが出来たのだなと不思議に感じている。

バラにバラの花が咲き・・・

2015.06.07 風の戯言


 今年もバラが目を楽しませてくれている。
 手入れが行き届かないのに、几帳面に花をつけている。

 庭に少し手を加えたら、黒姫山が見えるようになった。
 電柱と学校が邪魔になるが、何時か壊してやる。

 八石の山は緑に覆われ、遠くの山にはまだ雪も残る。
 緑の葉は太陽を浴びて、輝いている。

 雪多く、住みやすい土地では無いが、次第に好きになってきた。
 藍沢南城の詩を眺めていると、師の温かい心が伝わってくる。

 命あるものの不思議さ、と
 時の流れの中で生きる人間の哀しさ・・・。

 夕日が部屋に差し込んできている。
 山口百恵の歌を思い出している。

喜多郎 空海

2015.05.31 風の戯言


 喜多郎の「空海」に浸っている。

 空海の風景を読んでいるはずなのに記憶が無い。

 ただ、このCDを聴いていると「空海の世界」に浸っているような気持ちになってくる。

 人間の哀しさ、というのか、喜多郎の曲がそれを柔らかく包んでくれる。
 暮れてゆく西の空を見ながら、諸行無常に沈み込むのもいい。

 最近になって、戦国の武将達が堂に籠もったのが解りかけている。
 
 それと、鐘の音は実にいい。

家族写真

2015.05.25 風の戯言


 73歳の誕生日を無事に乗り切り、翌日は姉の納骨。
 3人の甥から貰ったのが、この写真。

 正直言えば、母の顔をマジマジと見たのは初めて。
 予想より美人なので、「エッ !」という感じ。

 因みに、母の膝に抱かれているのが不肖私メで御座候、らしい。
 多分、まだ1歳前後かと思うので昭和18,9年の写真かな。

 祖父母、父母、そして7人の兄弟姉妹。
 大東亜戦争の雲行きが怪しくなる・・・そんな時代なのかな ?

 嬉しい写真だ。

73歳、私の青春

2015.05.22 風の戯言


 何て言うか・・・、今日、73歳になってしまった。
 嫌になっちゃうね。

 社員からお祝いに花束とハットをもらった。
 夕方、愛している女性から花が届いた。

 午後、育てて貰った兄貴の顔を見に行き、近況を伝え、昔話を楽しんだ。
 73歳にして運転免許の停止を受けたこと。
 ギックリ腰で挙動不審な生活をしていること。
 中学生の頃から晩酌をさせて貰ったこと、と猟銃を買って貰ったこと。古き良き時代の懐かしい話に涙が零れそうになった。

 写真はまことさんの「早朝の富士」を拝借