70・82歳の祝い。

2012.07.07 風の戯言


兄貴に「70・82歳の祝い」呼んで貰い、一晩楽しい時間を過ごしてきた。
5歳で母、10歳で父を亡くした自分にとって姉は母代わり、兄は父代わりだった。兄を「親父」と呼び、60年が過ぎたことになる。
中学生の時から晩酌の相手を仰せつかり、2年の時には狩猟用の散弾銃を買って貰った。高校生の夏休みには建設現場で土方の仲間入りをし、無免許でトラックを乗り回し、飯場でパチンコに通った。250と300のバイクを載り潰し、挙げ句に4年制の大学に7年間も通わせてくれ、笑って許してくれた兄貴に頭の上がる筈はない。
秋雄兄はカメラや本、音楽、知的な遊びの楽しさを教えてくれた。

改めて兄姉のお陰と、人生の幸運を感じる。

いい夜だった。

朝霧

2012.07.04 風の戯言


 霧の陽の山静かなり里の朝    草風

 こんなにして、永久の一日が始まる。

妙高山賛歌

2012.06.30 風の戯言


久し振りに車を飛ばし、パインバレーに行ってきた。
あそこまで行ってゴルフもしないで帰ってくるのもどうかと思うのだけれど・・・食堂から見る妙高、火打、戸隠、黒姫の山波は美しすぎる。
高田工業山岳部でホームグラウンドみたいにしていた妙高連山を、最も美しい場所から眺めることが出来た。

「青春」という言葉に改めて感動を覚える。

俺の過ぎ去った時間・・・・。

庭の来客

2012.06.29 風の戯言


小さな庭だけれど、いろんな来客がある。
雀や鳩、名も知らぬ鳥たち、そして毎年「クロアゲハ」が来ては「元気だかね?」と声を掛けていってくれる。

今日は玄関口の躑躅の枝に揚羽が遊んでいた。
写真を撮り、車に乗り込むと後を着いてくる、「危ないから庭にいろ ! 夕方戻るからな」と声を掛けると畑の方にも取っていった。
夜になって、チェアに腰掛け暗い空を見ていると、蛍が1匹庭木の上で円を描きながら遊んでいる。「おーい、こっちに来いや」。暫く飛び回っていって公園の方に消えていった。

蛇やカエルはいなくなった。
蝉はまだ来ている。

何かが変わってきているんだね。

梅雨入り ?

2012.06.10 風の戯言


 新婚社員がバリ旅行を企てていた。

 老人の要らぬお節介で、旅先で何かあったとき助かるのが「医者」。1人バリを楽しんでいた時、ふと思いついてジャカルタの山田君に頼み「バリ・タケノコ診療所」を開院して貰った。本拠はジャカルタのインターコンチネンタルホテルの中にタケノコ診療所が有り、貧民街に分院を創ったとの由。ジャカルタのお金のない人達のための医療行為。彼らしくて、こんなことをやってしまう男が好きだ。

 バリの独特の文化、気候が好きだ。
 最近、行けないなぁ・・・。 

 新潟は梅雨入り?