コスモスと黒姫山 旧ぶどう村にて

2010.09.20 風の戯言


 尖閣列島問題が火を噴き始めている。
 今度だけは中国の恫喝に屈してはならないのだろう。それにしても、日本は舐められたものだ。眠っていた国民の愛国心に火が着きかけている。それを望んでいる。

 3連休の中日、昨日は会社の田畑君と大橋さんの結婚式。社内結婚はこれで4組目になる。彼と御両親の嬉しそうな顔が印象的だった。苦労されただけ余計思いが深かったのだろう。

 齢のせいか馬力が落ち、思考も纏らない。多分軽い「欝」なんだろう。脳の溶解が始ったのかと脳外科の先生に診て貰ったら前頭葉が萎縮し始め隙間が出来ているらしい。まぁ、以前から同じような事を聞いているんだけれど・・・。
 「感動」が足りないのだから、もっと感動するように・・・って言われたって・・・風船も、映画も、音楽も、旅も・・・遠くなっていたなぁ・・・。
 気分転換に今日も「ぶどう村」で遊んできた。
 ただ、リクライニング・チェアを出して山を見ているだけなんだが、少しウトウトしていたら頭の中の何かが雲の彼方に飛んで行った様な気分になった。
 誰もいない山は良いもんだ。
 コスモスが咲き始めていた。
 あの暑い夏を、一本も枯れることなく生き延びていたようだ。もう少し経つと素晴らしいコスモス畑が見れる。

笠島の褶曲

2010.09.14 風の戯言


 煮え切らない「大雨」で、午前中の雨量は柏崎で39mm/h、立派な大雨洪水警報だが山のほうは静かなもの。
 晴れ間が覗き、海を見たくなって8号線を上越に向けては報せる。海の脇をJRが走り、その脇を国道が続く。
 国道の脇のラーメン屋が好きで、一人海が見たくなったときはここで「地獄ラーメン一丁目」を食べる。芥子が利いていて、今度は二丁目にするかな

 帰り、六宜閣の脇から旧道を走ってくると写真の褶曲が見える。地質学的には有名な場所なんたそうだ。

 民主党の管総理が再選された。
 小沢はコレでおしまいか?
 政治は国家利益の追求と、私利のゴタゴタと、何やら素人さんを壇上に上げて楽しむ不埒な輩のお祭みたいだが、腹を括って登壇して貰いたいものだと思う。

秋が来たのか.・・・

2010.09.13 風の戯言


 台風9号以来大雨洪水警報に翻弄され続けた。
 猛残暑も若くない体力を奪っていく。
 どうやら一難も二難も去ったらしい。
 ほっと一息ついている。

 刈入も進み、空に夏の名残の雲が浮いていた。
 体の中を秋の風が抜けていく・・・

ドナルド・キーン講演会

2010.09.12 風の戯言


 9.11 は様々な思いを伝える日だ。
 2001年のあの日、新潟工科大学の佐藤教授とクラブで調子を上げていたら倅から電話が入り「直ぐにテレビのスイッチを入れろ!」
 繰り返し流される映像に見入りながら、何が起きたのか、何が起きるのか、興味本位と不安が入り混じった会話を続けていたのを思い出す。

 10日は新潟工科大学産学交流会が三条であり、慶応大学の青山教授の「クラウド・コンピューティングと次世代ネットワーク」の講演を聞いた。かなり興味深い話であり、整理する必要がある。終わった後は三条で懇親会、柏崎に戻って2次会。気さくな、本物の人間だけが持つ温かさを感じた。

 11日は古浄瑠璃「越後国柏崎・弘知法印御伝記」を大英博物館で発見された鳥越文蔵先生と日本文学の研究者であり海外への紹介者でもあるドナルド・キーン先生の講演があった。
 合間に地元の文化財「綾子舞」の実演があったりして中身の濃い2日間だった。
 だから、今日は一日ダウン。大雨洪水警報の中で、被害も無く助かった。雨間に久し振りに本屋を覗き、浅田次郎の「終わらざる夏」を買い求めてきた。本を読もう、なんて何ヶ月も遠ざかっていた欲望・・・少しは正常に戻れるのかなぁ?

 「新潟県経営品質申請書」の原稿はまだ終わらず、日々新たな発見を盛り込みながらも、何とか格好が見えてきた。もう少し手を加えて「ピリリ」とする「味のある本」にしたいと願っている。おっと、「申請書」だけどね。 

台風の前の静けさ

2010.09.07 風の戯言


 今日は久々の雨。
 庭の草木が小躍りしながら喜んでいる。
 ただ、台風が近づき、頭上に前線が停滞していて明日が勝負。何やら楽でもない夜になりそうだ。