毘沙門さん

2023.07.15 風の戯言

田島普広寺の「毘沙門さん」は7月14日だった。
子供の頃、門前には市が立ち、あれなんてたっけ、寺の広場で俵の争奪戦が行われる。
そして、その日には毎年水が上がった。
鯖石川が氾濫し、水田が水に埋まる・・・。

7月14日の夜はまた「稲虫送り」の日。

どうやら、小雨は残っているけれど、大きな雨ではなかった。

写真は向山ガーデン
馬場さんから美和子さんへ、そして拙者に!
淡い色の花が奇麗だ。

痩せガエル

2023.07.13 風の戯言

玄関の灯りを目がけてアマガエルが寄ってくる。
今年はみんな小さく、ちょっと可哀そう。

考えてみれば防虫剤、除草剤を撒いていれば自然は悲鳴を上げているのだろう。

蛙は食事にことを欠いている、という事か!

昔は各部落に幾つかの「誘蛾灯」あった。
田圃の虫をその光に集めて、後でやっつけようという仕掛け。

だがガキ共にとって、夜明るいところはそこだけ。
蛾や虫に刺されながら、悪童どものマツリになった。
ムシもカエルも蛇も、俺たちも集まってきていた。

痩せガエル

2023.07.11 風の戯言

鯖石の橋を照らすライトに集まる虫を目がけて蛙が集まっている。
橋の高欄にへばりついて朝が来たのも忘れている。
「昨日も餌になる虫が少なかったなぁ」・・・ボヤキが聞こえてくる。

部屋の窓の下には、時間になるとスズメが集まってくる。
巣立ったばかりの子だか孫だかが、母親に餌を強請っている。
可愛いのは、餌をもらった嬉しさを、羽をゆすって母に甘える仕草を見せること。

一羽一羽、話かけたいのだが、彼らはスマホを持っていない。
名前と顔が解らない。
俺もボケたかなぁ・・・。

The Days

2023.07.10 風の戯言

Fukushima 50 と同じ原作「死の淵を見た男」門田隆将-のテレビドラマ。
久振りにNetflixを覗き見している。
Fukushima50と比べるとやはり映画の方がいい。
テレビドラマは作り方、目的が違うのだろう。

先週は3.11の時、現場の所長だったという人と飲んだ。
詳しい話は、遉に聴き難かったが、あんな現場を経験してきた人は魅力的だ。

Chat GPTの時代は「経験の差」だという。
信頼できるのは自分の体験を経て得た知識しか、正しいとは言えなくなる。

「誠実に生きたか、どうか」
その自分に対する信頼があれば養老孟司の言う「10月の蝉」になれるのだろうと思う。

写真は「南下の溜池」にて
池の脇は少しは涼しいかと思ったが、風は通らず暑さに変わりはなかった。

森近 湯の沢

2023.07.09 風の戯言

散歩が山の沢に足が向くようになってきた。
子供の頃何回か訪れた記憶がある、森近の湯の沢。
昔、ここの湯屋があったという。

藪蚊に刺されながら、こんなところに足を向けるのもいい。