消しゴム
読売新聞10日の編集手帳に串田孫一さんの「消しゴム」の話が載っていた。
人生とは「恥の種」「悔いの種」を撒き散らしながら生きると言うことかも知れない。様々な軽率や無知が生んだ書き損じを消してくれるのだから「消しゴム」は「救い主」なんだと言う。忘れ去る、という美徳も有難いものなのだが・・・挑戦もせずに、傍観者を決込んで評論をしているだけでは人生なんて詰まらぬものなのだろう。
未来に賭け、行動し、挫折し自殺まで考えたときにポッと幸運が舞い込むことがある。果報は寝て待て、と言う言葉がある。やることやつたら、見苦しい動きはするな、後は天に任せろと言うことなのだ。
ビジネスはやってみるなければ判らない事も多い。途中で諦めれば、失敗は確定する。成功するまでやる、それが成功の秘訣だとも言う。命を賭けてやる、それが男の生き様だなんてもう古いのかも知らん。
俺は消しゴムは要らん。無様であろうとそれが俺だ、言えるようになってきた。もう直ぐ64歳、いまだ未完成。