唯我独尊
久し振りに「未完成」に寄ったら、マスターが「秋ですねぇ」と言いながらシャンソンのレコードをかけてくれた。
まだ早いか? やはり枯葉散るコロが一番なんだね。絵画館前の銀杏並木とか表参道のケヤキ並木とか信州の唐松林とか・・・。
それはまぁいいけど、歳のせいか疲れが蓄積する。気が付かないでいると「欝」になり、世の中みんな大した事無いように思えてくる。危険だね。
俺は何時までも戦場にいる。死ぬ直前まで戦場を駆け巡っていたい。最近またそう思うようになった。
今日新幹線の中で考えた。「自信」て何だろう? 現在の丸ごとの自分を異常なほど高く評価して、それを信じて前を向いて走ることだと。唯我独尊、それでいいのだ、と。
情けないほど単純なことじゃないか。
64歳の秋に思うこと