自分の目撃情報

2007年06月16日 風の戯言


 雲の間の流れる空の青さかな     おさむ

 昨日、今日と2日続けて自分の目撃情報が届いている。
 昨日は新潟の朱鷺メッセ、時間は15時50分頃。講演をすっぱかして喫茶店に居た悪童の目の前の廊下を「俺」が歩いていった、と。
 今日は銀行のゴルフコンペの会場に車で乗り入れるのを見た、と。体調が優れず前日ドタキャンしたはずなのだが・・・。いずれにしろ、2日こんな話が続くと自分の中のてく野次馬根性が呼び覚まされる。何なんだろう?

 閑話休題
 昨日NECユーザー会全国大会での森永卓郎氏の後援は絶品だった。1000人以上の聴衆を笑の渦に巻き込みながらの90分、経済指標を見せながら現状の解説、身近なところから現代社会の変貌を抉り出す。年収区分による結婚率の違い、とか秋葉原現象の解説、はたまた自らのオタクの世界を話しながら、現代情報世界の面白さなど、絶妙且つ愉快な講演だった。

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 俺は幽体離脱をしているのか?
 瑣末なことに気を捕られている様じゃ成仏できないな。星の数は銀河1000億*1000億個、ここまで多くては数に意味なぞなくなってしまう。その中に地球のように超特別な幸運に恵まれた惑星がいくつあるのか知らないが、その中での果てしもない生命の輪廻。宇宙の輪廻に生命の論理をゴタ混ぜにしていったら、正に天文学的な数字の中の個性は殆ど意味を成さない。膨大な数のRFIDとベラボーなサーバー群とサポート不能なファイバーケーブル群を繋ぎ合わせれば「固体識別」は可能になるかもしれないが、だからなに? って感じで「個体を特定する」意味はなくなる。
 自分の生に何かしら意味があるとすれば、「現在」というその瞬間だけなのだろう。

 「風のように生きろ!」ってさっきのテレビドラマはそういっていた。それでなくても短い一生を、過去にひきづられることなく、未来に向かって今を自由に生きろと・・・。

 幽体離脱、かぁ? 何かワクワクするなぁ!!!

 写真は6月8日ベルナールで開かれた「岩下尊弘画業30周年パーティ」の一コマ。なんと私奴が黒服にブラックタイで決め込んで司会をしているところ。時折、こんな術も使う。