娘の結婚
娘の結婚披露宴の招待状が届いた。
発信者名は花婿の父と俺。なんか変なもんだ。
何処でどうなったのか詳しくは知らないが、娘が結婚すると言い出して「千恵が選んだ男なら俺は無条件で賛成する」と答えた。だからどんな青年かも知らないでいたが、会って見たら好青年だった。大型バイクと自然を愛し、サッカーを通じていい仲間に囲まれているようだ。
人間に必要なのは机上の知識ではない。人の悩みや悲しみを共有できる温かい心と時間を忘れて飲める仲間達なのだろうと思う。ビジネスの世界も駆け引きや力だけでは進めなくなった。経済社会だから基盤はソロバンだが、それだけではビジネスは成り立たないし、現代社会が一番求めている「感動」は生まれてこない。感動とは生きていることの共鳴なのだろう。
娘達は一月に婚姻届を出し、三月にフロリダの友人に会うこととバイクの祭典にあわせて新婚旅行に出かけ、最近になって彼氏の家に住み始め、披露宴は九月だと言う。俺には理解不能な結婚スケジュールだが、まぁそんなモンなのかも知れない。
千恵がアメリカ留学?遊学中に書いた「Boston」はこのブログの最初の方にあげておいたけれど、俺はとても嬉しかったことを覚えている。大丈夫だ。