激しい怒りから底の見えない落ち込み、ジェットコースターのような感情の起伏が少しづつ落ち着きを取り戻してきた。なるようにしかならないと言う諦めと、きっと何処かで反転するだろうと言う自分への希望。 いろいろな感情がごちゃ混ぜになって2週間が過ぎた。 倒壊した家の取り壊しや片付けが進み、町は又違った様相を見せ始めた。生活の再構築が出来ないまま困惑を隠せない人たちも多いと言う。 後ろを振り返っている暇も無い人たちもいる。 やがて町は時間と共に蘇っていくのだろう。