地震後2週間

2007年07月30日 風の戯言

 激しい怒りから底の見えない落ち込み、ジェットコースターのような感情の起伏が少しづつ落ち着きを取り戻してきた。なるようにしかならないと言う諦めと、きっと何処かで反転するだろうと言う自分への希望。
 いろいろな感情がごちゃ混ぜになって2週間が過ぎた。
 倒壊した家の取り壊しや片付けが進み、町は又違った様相を見せ始めた。生活の再構築が出来ないまま困惑を隠せない人たちも多いと言う。
 後ろを振り返っている暇も無い人たちもいる。
 やがて町は時間と共に蘇っていくのだろう。