片貝の花火 第2夜

2007年09月10日 風の戯言


 片貝の友人が厄年の花火(本当は今日が厄年花火なんだって)の音を携帯に乗せて送ってきてくれた。花火の炸裂音と観客の歓声が伝わってくる。
 15歳も年下ながら本音でいろいろな話が出来る仲間、熱気球に夢中になっていた頃からの、俺の宝物。

 10時。四尺玉の上がる時間。
 やはり気になって家の前に出てみた。静寂の後、八石山の鞍の部分が明るく輝き、地を揺るがすような音が重く響いてくる。みんな、喜んでいるのだろうな。今年も花火を揚げられて良かったね、そう話かけたくなるような夜が過ぎていく。今頃、賑やかに帰り道をぞろぞろと歩いているんだろうな、と嬉しくなった。

 ぶどう村のぶどうは、越後ワインに引き取られていくと言う話を聞いた。良かったなぁ!