秋のお彼岸

2007年09月23日 風の戯言


 2週連続の3連休は体調を整えるには有難い。会社の今月の業績を考えると些か不安にはなるのだが・・・そんなことを気にしていたら経営なんて出来やしない。物事には全て生命があるのだ、会社もなるようにしかならない、と開き直っている。しかし、それでいいのかなぁ・・?
 
 秋の不調は籾殻アレルギー?によるのかもしれない。そういえば毎年稲の刈入と乾燥、脱穀の季節に何日か寝込むようだ。忘れていた。季節の変わり目に疲れがピークに達するのかもしれない。どっちにしても自己制御するのに厄介な身体だ。頭の大きさの割りにそれを支える首が細いのか肩こりがたまりやすく、高校生のころから灸の世話になったりで、現在では週に2回の整体をしないと気力と体力が続かない。まぁ一種の障害者だと思って通院している。重い身体を引きづりながら、人生は己との戦いなんだろうと思っている。

 健康には歩くのが何よりと思い、カメラをぶら下げて散歩にも行き、思い立って県立近代美術館に足を運んでみた。藤城清治の影絵の世界が広がり楽しいひと時ではあった。散歩目的で美術館を覗くのは不敬なことかもしれないのだが・・・。 勢いで歴史博物館にも足を伸ばした。つい先日大学教授を案内・・・始めてゆくのに「案内」とは・・・特別展の「風林火山」を見たのだが常設館を見たかった。建物は立派だが展示物は雑然としている。学芸員と政治との妥協? 何かちと寂しい感じが漂う。もう一度見に行こう。

 ある県会議員に「おい、美術館ってばさぁ、建物よりも飾るもんの方が金が掛かるんだってゃなぁ」と話しかけられ唖然としたことがある。南無阿弥陀仏、だな。