吉田高章の経営学
1994-8 致知 インタビュー記事より
私利私欲に走らない経営が基本
正見 物事の正しく見方 仏法の三法印
諸行無常 万物は常に変化している
諸法無我 諸々の存在は自分中心の我の状態で
はなく全ては永遠に係わり合い変化す
る。
涅槃寂静 煩悩を断じた悟りの世界は心の安ら
ぎの境地である。
経営
目に見えない仕事 組織全体の方向性を定め、人材を作 る現場での商品開発、製造、営業
などは組織全体の理念や方向性が しっかりしていれば自ずと成果は
上がっくる。
経営者の行うべき最も大切なことは 企業の理念を徹底させその理念に
ふさわしい体質作りをすること
目に見える仕事 新商品の開発や営業戦略を練ること
社会に何らかの形で自分が貢献で きていると言う認識は感動に繋
がる。それによって働く尊さを知る。
真我直面の五項十四賢目
問題の受け止め方
1 この出会いにはどんな意味があるのだろうか
2 この出来事、この事態は、私に何を呼びかけてい るのだろうか
3 何に気付け、何をせよと言っているのだろうか
現状の把握・問題の再発見
1 過去からの要請は何だろう
2 足りないものは何だろう
3 修正すべきこと、再決すべきことはないだろうか
未来像・理想像
1 未来からの呼びかけは何だろう
2 この事態には、未来の潮流の兆しがはらまれてい るのだろうか
3 いま、全体はどの方向に行こうとしているのだろうか
方法と手段
1 緊急にしなければならないことは何だろう
2 いま想像しなければならないことは無いだろうか
3 私はこの事態に、どんな縁になれるか
目的と使命
1 最も大切にすべきことは何だろう
2 事態はわたしにどう生きよと言っているのであろうか