震災復興計画策定委員会

2007年12月16日 風の戯言


 M6.8 中越沖地震より5ケ月。
 柏崎市震災復興計画策定委員会委員を務めることになった。四次総市民会議副会長との関係での任命らしい。
 多分筋書きが整っているところでの「追認」作業になるのだろうが、気になることが2,3ある。
 一つは復興計画の理念或いは旗印だ。地震により前提条件がチャラになったので、単なる四次総の前期計画という位置づけではなくなっている。明確な復興計画の理念が必要なのだと思う。
 「帰ろう、山古志へ!」がなぜ感動的なのか。明確な達成可能な目標が提示されているからだと思う。苦難に耐え、到達すべき目標があるならば、人は頑張れるのだ、そう思う。

 もう一つ。原発の再開論議を抜きにして復興計画はありえない。地域経済を考えるならば、地震で倒壊した住宅の建替えに30年ローンを組んだ人たちの生活を考えるべきだ、と思う。
 安全を度外視しろ、という意味では、もちろん、ない。