アロエ軟膏信仰

2008年03月06日 風の戯言


 なんという優しい雪の降り方なんだろう、と思う。さわさわと音もなく、そしてまた積もるでもなく、一面が真っ白くなって、あっという間にまた春のような地面が現れたりする。
 冬の間は、殆ど青空を見ることも無く夜通し山が轟々と啼き続ける、そんなことも全くと言っていいほど無くなった。 現代の男達と同じように、自然も優しくなりすぎたような気もする。荒々しい冬の季節は何処に行ったのだろう。暮してゆくにこんないいことは無いのだけれど・・・。

 昨日、急に鼻水が止まらなくなり「そうなのよ、花粉症はある日急に来るの」との女性社員の一言でギクッと来た。花粉症? 知らねぇぞ、そんなもん! 知ってても知らなくても頭は重いわ鼻水は止まらないわで、FM放送の取材中ももう大変だった。いやいや人生何かあるか判らんもんだ、て。
 で、家に帰ってアロエ軟膏様を鼻の穴にねじ込んだら、あら不思議、一発で洟水は止まってしまった。耳が痛い、ケツが痛い、インキンかな?なんて時はアロエ一発で解決している。用法に「適量を患部に塗布してください」って、まあかなりいい加減なことが書いてある。何時からあるのか、使用期限も書いてないので安心して使ってるけど、正に神薬だね。何にでも効くって、やっぱりいいもんだ。