さらなる未来へ
穏やかな早春の日が過ぎてゆく。
昨日は庭の落ち葉を片付けた。枯葉の下から芝桜が顔を出して出番を待っている。
災害復興計画策定委員会が終わり、最終答申を提出できることになった。後は議会の質疑を経て承認を待つだけ。何が出来たわけではないが、やはり少しホッとしている。
キャッチフレーズは「さらなる未来へ」で決めさせて貰った。何度かの苦難を乗り越えた先人達への敬意と、未来に対し自分達の世代の責任を盛り込んだ心算だ。
しかし、最近は言葉だけが先行し、現実の解決策が検討されないことが多いように思う。柏崎では「二つの大学」、地域と個人の未来を創っていく為に教育の大切さは論を待たない。同じく医療も安心して住む為に欠かざるものなのだろう。
「少子高齢化」が叫ばれて久しい。しかし何の回答が準備できていたのか。出産保育の支援は大切だが、この流れを止める為には非力である、と思う。移民の受け入れしかないのではないか。これは国の問題だけではなさそうだ。
などなどと余計なことをいいながら会議は滞りなく済んだ。本当は柏崎のグランドデザインを再考しなおす組織が必要ではないかと思っている。