週刊文春12月11日号に細川護熙が寒山の詩を紹介していた。
茅棟 野人の居 門前 車馬疎なり 林は幽かにして偏に鳥を聚め 峪潤くして本より魚を蔵す 山果 児を携えて摘み 阜田 婦と共に鋤く 家中 何のあるところぞ 唯だ1床の書あるのみ
俗世を離れた晴耕雨読の田舎暮らし。南宋の画のようだ。藍沢南城の「南条村」と重なり、穏やかな時間が過ぎて行く。 12月、晴れた日の青空は何にも勝る。