新潟県経営品質賞 審査終了

2009年01月18日 風の戯言


 新潟県経営品質賞審査が終わり、ホッとしている。
 賞が欲しいことは真実だが、本当の狙いは経営の存続にある。継続とか改革とか、そんな生易しいものじゃない。文字通りの生きるか死ぬかの瀬戸際を進むことになるのだろう。GDPが10%下がるという見通しもある。経済的大断層!
 そんな危機の中で、ホッとしていることも確かだ。自分がやらなくてはならない「経営」の方向が見えてきたからだろう。方向が見え、決断の覚悟さえ出来れば、心は静まる。
 「リーマン・ショック」後で、アメリカの殆どの会社が12月決算で、2月までは「漠然とした不安要素」を抱え、それが3月末には「はっきりした損失」として明確になってくるだろう、といわれている。明確になればあとは今後の方針を決定し、前に進むのみ。半年後には株価が安定し、1年後には実体経済が回復してくるだろう、という。果たしてそうか?
 20日のオバマ政権がどんな効果を生むのか、アメリカ人でなくても気になる。

 本当に、久し振りに気持ちの安らぐ休みだった。多分、禅の世界とはこんな心境なのかもしれない。戦いの中にあって、己の運命を天に預けたようで爽快なのだ。
 阪神淡路が記憶の中で遠くなっている。時間とは何だろう?