暖冬、されど風船一揆は・・・

2009年02月15日 風の戯言


 1週間振りに自分の身体が戻ってきた。
 先週金曜日深夜からウィルス性風邪とかで吐下しと8度の熱に全くの戦意喪失、無条件降伏。休日はベッドの中、平日は半日だけ挨拶回り。酒は見る気にもならない。異常だね。
 挨拶回りは4月の社長交代の件。持続的成長の為に、BCPなんていうけれど、組織を変えて行く。100%自分の会社だけれど、やはり会社は公器。顧客と社員と地域のものだと思う。理想主義が過ぎるかも知れないが、自分の理想を通せる環境に感謝。

 いい加減な話になるが、地球が生まれて46億年だという。ここに生まれたものは全て生命を持ち、地球本体も岩石も一本の草木にも、カビや微生物にも生命がある。時間が流れる不思議な空間で、多分「悩み」なんてのを抱えて生きているのは人間だけなのだろう。禁断の「時間」を知ってしまったからだ、と思う。
 過去を思い煩い、未来に恐れ戦く。生命があれば、どんな未来であれ、いずれ終焉が来る。永遠の生命なんて無いし、だから人は救われるのかも知れない。
 今日、若い時の恩人の葬式に参列してきた。広大な田尻全域の用水路と暗渠排水工事を、そして池の峰住宅団地の開発に深く関らして頂いた人。「御浄土に帰る」という文言が今日ほど身に沁みた事はない。信奉する原始仏教の立場からは、死ねば人間は「無」になるだけだけれど、「あの世」から「この世」に来たりて、また「あの世」に帰って行く、その思いの中に日本の心の優しさが溢れているように思えた。南無阿弥陀仏、です。

 暖冬で、軒下に少しの雪が残るだけ。何時もの年は、雪に閉ざされた心を和ませてくれる垣根の山茶花が、今年はその花弁を根元に敷き詰めている。窓に反射した太陽の光が、そこだけに当って不思議な光景を創っていた。
 
 今週末は「風船一揆」。雪はないけれど、この祭をやらないと小千谷の心は崩れてしまいそうだという。もう何のお手伝いも出来ないが、副会長として何時までも大切にしていてくれる。今年は33回、いろいろな思い出が詰っている。