新潟県経営品質賞 奨励賞受賞

2009年04月22日 風の戯言


 21日、新潟グランドホテルで新潟県経営品質賞の授与式があった。何やら面映いが、来年は知事賞に向かって頑張りたいと思う。(http://www.sofu.co.jp)

 明日はバックアップセミナー。自分の足元を見ながらの経営改革が必要になる。BCPとか持続可能な経営とかいろいろなことが叫ばれているが、多くは自分の言葉で語っていないから現実の改革にはならない。教科書どおりの、手段の目的化が始まるのは、現実認識が希薄で哲学がないからではないか、と思う。
 薄っぺらな「用語」を並べ立てて、人の理論を尤もらしく説かれると話を聞くより先に反発が生じてしまう。自分の一番の欠点なのだが・・・ 人は自分が正しいと思わなければ生きていけないが、自己賞賛を繰り返す人の言葉にはウンザリする。人の心に電流を流すのは、自分の言葉以外にはないし、自分の言葉で生きなければ本当の自分の人生を生きていることにはならない。まだ青臭さが抜け切れていないのだが・・・。

 こんなことを書き始めたのは、今朝の新聞に浅田次郎の「大人の実力」という本の広告を見つけたからだ。「みずから物を考え、悩み。行動する真の大人の言葉」、「断言しても良い。書物さえあれば、それだけでいっぱしの大人になれる」、「世の中が豊かになればなるほど、人間はバカになる」・・・本の広告とすれば多弁過ぎる嫌いはあるが、読んでみたい本のトップになった。