新緑の高柳

2009年05月22日 風の戯言


 新緑の高柳を満喫してきた。
 黒姫山の斜面はまだ地肌が出たまま。ブナや他の雑木の新緑が綺麗で、木陰の葉さえ輝いている。夏とは違う佇まいに、そうか日の当る葉が柔らかくて下の木にも太陽の光をお裾分けするので、木全体が柔らかな緑に覆われるのだと確信した。時が移ろい行く姿は、やはり美しい。

 門出の和紙工房(小林康夫)さんを訪ね、紙を見せてもらい、辞して車に乗ろうとしたら豚の鳴き声が聞こえた。「いゃぁ、近くの人が猪の子供を捕まえてね」ということで覗いてみたら3匹の「ウリ坊」が元気に囲いの中にいた。
 イノシシと人間が共存している。良いもんだ、ね。

 今日は午前中は新潟経営品質協議会で笹木事務局長と産業大学寄附講座について協議。午後は新潟県電子機械工業会の通常総会、入会早々理事に名を連ねることになった。役割は柏崎の会員を増やすこと・・・難題だのう?
 懇親会の席上、久し振りに平山元知事と暫らく歓談。相変わらずの駄洒落が飛び交い、彼の健康さを推量する。
 元日銀支店長、現国際情報大学長の講演時の現代を読み解く経済認識は流石だと思った。現代経済を見通すこれ以上の知性は無いように思う。次はどう動くか、それが問題だ。

 懇親会の後長岡でもう1軒寄り道し、電車で柏崎について行き付けのママの店にも寄り、多くの面識者とじゃれあい先ほど帰宅。
 忙しくも楽しい67歳の誕生日。