「偽りのホワイトハウス」より
(スコット・マクレラン 水野孝昭監訳 朝日新聞出版)
「おそらく、神が人間に与えた最も偉大な力とは、経験、とりわけ失敗から学び取り、善人へと成長していく力だろう。これは、自由意志が認められ、知識を享受できるからこそ発揮できる能力だと言える。
但し、真実—想像でも願望でもない、ありのままの真実—を理解していることが条件だ。付け加えるなら、間違いを認識し、その責任を受け止めることも能力に含まれる。
その際にともなう悔恨を通じて、人間は真実と自由を見出すのだ」
ヨハネによる福音書
「あなた方は真実を知るであろう。
そして、その真実はあなた方を自由にするであろう」