立春

2010年02月04日 風の戯言


 銀行の新年会は様々な出会いの場でもある。
 めったに顔を合わせることもない旧知の人たちと近況を語り合う、それもまた一つの楽しみ。
 ふらつく足で帰宅の車から降りると、満天に星が輝いている。文字通り、凍りつくような寒さの中で空を見上げ、不思議な、懐かしい想いが心に漣を立てて過ぎ去って行く。
 最近、何気ない日常の風景が、不意に涙が出そうなほど懐かしく見えることがある。何でだろう?

 今日は立春。
 昨夜の新潟は吹雪で、朝電話したら50センチほど積もっていたと言う。柏崎は青空だよ、と少し得意な声で答えている自分がいた。
 酒が続いて、流石にバテ加減 !
 少しゆっくりする時間が欲しい。来週は沖縄に行ってこようと思う。何となく、「オキナワ」を感じたくなっている。あそこには現代史がある。自分に何が出来るという期待もないが、ただ「感じる」為に行動することも無為なことではない、と誰かが言っていた。信じてみよう。