おぢや風船一揆
おぢや風船一揆、今年は34回目になる。
生憎の天候で、スタッフは悪戦苦闘を強いられたが大勢の観客が訪れ盛会だった。
最近は何の役にも立たず、ただの酒飲み要員。遠いところを駆けつけてくれる仲間達に感謝の気持ちを伝えるのが俺の役目。最初から34年間も続けてきてくれている仲間も居る。みんな還暦を越えていたり間近だったりする。遥かな、豊かな時間を共有した空の友達。もう一度、自由に空を飛びたい。
それとは正反対に、何の原因もなく気持ちは沈みこむ一方。感情と心は別もの、だとは解っていてもコレはいったい何なんだろう? 先行き短いのだと言う警告なのか? だとしたらどうすればいい?
遅かれ早かれ、人は死ぬ。ただ、命を使い切るとは、簡単に言えば好きなことをやって思い残すことなく死ぬことなのだろう。まだ遣り残していることがいくつかある。もう少し命を大切にしてみるか。