鯖石から市内に向かう道路脇の田圃の出穂が始っている。 毎年、柏崎地域では一番刈入の早い地域、安田駅の裏側、明神集落や安田城の組の人たちの想いが伝わってくる。 今のところ旱魃も出水の恐れもないようだが、天候が刈入まで無事であるよう祈るだけだ。 各集落には神社があり、天候が微笑んでくれる事を、ただそれだけを祈っていたように思える。水を制するものは国を制する。皆を幸せにする事が、リーダーに求められる、というかそれが条件で奉るのだろう。 「七人の侍」のラストシーンを思い出す。