コスモスの向こうに

2010年10月10日 風の戯言


 テレビCMで取り寄せた「Healing Classics」のチェロ名曲集に魅せられて聴き続けている。何年も聞いているのに些かの飽きも来ない、というより次第にこの1枚のCDに嵌りこんでいる。何回聴いても、新たな感動が込み上げてくる。
 単純に記憶力が大減退しているに過ぎないのだろうが・・・心が和らぐのを感じる。

 先回も書いたが、やたらに何かに感動する自分にビックリしている。そろそろ、近いのかなと思い今までやれないで心に蟠っていた事を一つ一つ実行に移している。といっても些細な事が多いのだけれど。

 来月の末には「生前葬」を企んでいる。この仕事に突入する前に熱気球と政治活動にのめり込んでいた。創風システムの名前も、「明日の鯖石を創る会」と「風船野郎」を決して忘れるわけじゃないぞ、勝手に命名したものなんだ。多くの仲間を裏切って、自分でもどうしょうも無く時代の風に押し出されるようにコンピューターの世界に入り込んでしまった。多くの人たちに助けられ、多くの人たちの期待を裏切って、現在こんな状況の中にいる。
 そんな仲間と、許してくれたなら、一晩呑み明かし語り合いたい。生前葬、なんて茶化しでしかないが・・・。

 新潟県経営品質賞申請書の編集も最終段階を迎えている。創業者として語り伝える、或いは願いを書き連ねている。皆がどう感じてくれるかは脇に置いて、思いの丈を整理し残しておきたい。もう少しだ。

 時折、友人の M さんと呑む。
 読書量と記憶力がすごく、今話題の「中国ネタ」も楽しい。そういえば、尖閣以来マスコミの中国報道がゆれている。ノーベル賞も大変化に兆しなのかも知れない。どんな時代が始るのだろう。自分達でも命を掛けた通信の世界での動きで、ただ一度の生を精一杯に生きている人たちにとって、自分で納得し、自立した生き方がしたい、というかそれしか納得が行かないだろう。社会は変っていく。