我が家の秋

2010年11月21日 風の戯言


 結婚して38年が過ぎ、秋雄兄貴が亡くなって36年になろうとしている。母が逝って63年、父が58年。
 過ぎ去った時間を、庭の椅子で赤く染まったモミジを見ながら数えていると、山口百恵の歌の世界に沈んでしまいそうになる。

 穏やかな、小春日和が3日も続き今日は畑仕舞いの儀を執り行った。豊かな恵みをもたらせてくれた畑を片付け、庭と畑の神様に灯明と酒を捧げる。自分達だけのささやかな行事。

 夜の庭に出てみると満月が輝き、星達が瞬いている。