体が重いと思ったら、35.1度の平熱が37.2度まで上がっていた。女房のインフルエンザが乗移ったかなと思ったが、早めに帰ってベットに潜り込んだら6.8度まで下がった。
齢の所為か、深酒の所為か、どうでもいいが気力が失せているのは情けない。
日曜日に買い求めた浅田次郎の「一刀斎夢録」を麻薬酒のように飲んでいる。いつもながら、この作家の言葉の豊かさに酔いしれてしまうのだ。最近、自分の言葉が少なくなり、人への説明も自分で苛立ってしまう。酒が続くせいで言葉がアルコールに溶けて頭から蒸発している。
雪のない土地をのんびりと歩きたい。