春はまだ遠いのか・・・

2011年03月21日 風の戯言


 地震に身も心も押し潰され、会社とじょんのび村に逃げた。逃げて、済まされる事態ではないのだが・・・。

 感情の制御が出来なくなり、越後タイムス吉田前主幹が亡くなられた電話を貰い、その場で声が出なくなってしまった。24日葬式の日は秩父に武藤さんを尋ねる予定だったがまたの機会に伸ばしてもらう事にした。
 越後タイムス4000号記念のとき、祝いの随筆を載せて頂いた。柏崎の文化人として特別な人で、多くは酒の間の話題の中でいろいろな事を教えて頂いた。師と呼ぶには弟子の出来が悪すぎるけれど、尊敬する最高の人だった。
 時代が移っていくのを実感している。

 春のお彼岸は、かつては「風船一揆」で夢中になっていた時期。長い冬が終わって、雪国にやっと春が来る。そんなイメージを爆発させる雪上の春祭りだった。空に無数の熱気球が舞い、雪原ではグループが持ち寄った思い思いのイベントに笑い声が弾けていた。

 年度変りも間近な、多忙な季節が始る。

 多くの事を胸の奥に仕舞い、明日からは楽しく、真剣な仕事に戻る。