孤独な夜更け

2011年08月03日 風の戯言


 寝静まった真夜中に、一人CDを聴いている。
 魂が吸い寄せられるようで、特にこの「Grealt Britsin」のグリーン・スリーヴスもロンドンデリーの歌も、オンブラ・マイ・フも、スマイルもいい。いつの間にかこのCD一枚で、俺は黄泉の国とこの国を行きつ戻りつ彷徨っている。「ライム・ライト」が始まるとすべてが停止状態になり、深いため息をひとつだけついて、後は黙り込む、それしか出来ない。

 飲み物は「百年の孤独」が昨日終わった。今日からは八海山の「宣有千萬」、オンザロックで飲むべき酒ではない。地の温もりを素のまま頂く、それが一番いいようだ。