ヤマトの国、麗し
毎年、稲刈りの季節の半ばになると体調が崩れる。隣に農協の大きな乾燥施設が有るからなんだが、自分が建設業の現役時代、直接現場指揮したことから苦情も言えないでいる。防音、防振装置はつけて貰ったのだが・・・粉塵は避けられない。南無阿弥陀仏、だね。
秋の天気が素晴らしく、お昼休みは善根の田圃の真中でチェアを出して日光浴。少し暑すぎたけれど・・・。
夕方は結論の出た「ぶどう村」に、何時ものように散歩。建物の取り壊しが始まったようだ。乞われたままに社長になるべきだったのか、最後に財務の破壊が見つかった時点で柏崎市に継続の最終判断を求めたのが良かったのか。間違いはなかったと思うが、どこかで叫び声が聞こえる。
黒姫と米山の間の山々が夕霞に沈み始め、2度と訪れることのない「今日」一日の幕が下りてゆく。
寝静まった夜を、一人50−60年代の懐かしい曲を聴いていると神に感謝したくなる。楽ではなかったが、充実した日々を楽しませてもらったのだと思う。心の底から感謝する、そして、みんな、懐かしい。