陽だまり

2011年11月17日 風の戯言


 経済状況の厳しさが増してくる中で、社員が目の色を変えて動き出している。

 安心したわけではないが、そんな手ごたえに気が緩んだのか、今日は殆ど一日ベッドの中。

 古いけれど、山口百恵の曲を思い出している。

 落ち葉の上に柔らかな秋の陽ざし。
 収穫の時を終え、ゆっくりと休養の季節に入った畑。
 採り残した柿が青い秋空に輝いている。

 殆ど恍惚とした気分の中でハッと自分の姿に気が付いた。

 これって、痴呆症の風景ではないか。