菜の花や・・・

2012年05月09日 風の戯言


 菜の花畑の向こうの土手に桜が咲き、そのまた向こうに雪の北アルプスが霞む。安曇野でそんな風景を見ながら酒を飲むのは格別だぞ・・・。今は亡き信州大学の玉井袈裟男先生が、俺の顔が悔しさで歪むのを楽しみながら、そんな話を得意になってしてくれていた。
 中々そのイメージの安曇野には行けないでいる。ただ、菜の花を見るとそのことを思い出す。

 
 まだ田植えの済まない田圃の水面に、八石の山と雲が映り、畑の隅で菜の花が咲いている。いい句がでない。