70・82歳の祝い。

2012年07月07日 風の戯言


兄貴に「70・82歳の祝い」呼んで貰い、一晩楽しい時間を過ごしてきた。
5歳で母、10歳で父を亡くした自分にとって姉は母代わり、兄は父代わりだった。兄を「親父」と呼び、60年が過ぎたことになる。
中学生の時から晩酌の相手を仰せつかり、2年の時には狩猟用の散弾銃を買って貰った。高校生の夏休みには建設現場で土方の仲間入りをし、無免許でトラックを乗り回し、飯場でパチンコに通った。250と300のバイクを載り潰し、挙げ句に4年制の大学に7年間も通わせてくれ、笑って許してくれた兄貴に頭の上がる筈はない。
秋雄兄はカメラや本、音楽、知的な遊びの楽しさを教えてくれた。

改めて兄姉のお陰と、人生の幸運を感じる。

いい夜だった。