春まで、あと39日!

2013年02月20日 風の戯言


 「雨水」は立春に次いで24節気の第2の節気とされ、雪から雨に変わり寒さも峠を越え、農耕の準備を始める目安とされる。今年は2月18日。

 だけど、外は雪。上越には大雪警報が出されている。
 春が待ち遠しい。あと、39日 !  もう少しだ !

 「アベノミクス」
 安倍総理が再登場してまだ2ケ月も経っていないのに株価は上がり、円安が続いている。経済政策における為替相場に対する見方が変わるとこうも実体経済が変わってくるのか・・・そんな思いを解き明かせてくれる本、浜田宏一の「アメリカは日本経済の復活を知っている」は衝撃的な本だ。リーマン・ショック以降の経済政策の違いによる損害に対する見方がまるで違ってくる。
 白川総裁は教え子らしいけれど、学問の論客として容赦ない批難を繰り返している。経済学者として、単なる「学問」ではなく日銀の円高容認がどれだけ日本を苦しめたのか、現実の政策に対しても変革を要求している。安倍総理の経済政策が見えてきそうだ。
 自分で自分の心を支えないと、絶望の淵に引きづり込まれてしまいそうな現代、未来に夢をもって生きられるか ? それが政治の、基本的には経済政策の根源なのだろう。

 今まで、本は斜め読みが普通であり、多少は内容も覚えていたのだが、最近は頭の高齢化に伴い記憶力が絶滅の危機に瀕している。
 この本は、メモを取りながらジックリと腰を据えて読んだ方が良さそうだ。楽しみだ。