陽は、また沈む
多分、体力が回復してきた証なのだろうけれど、行くあてもなく彷徨う。
お盆の中日なので海は敬遠し、米山湖、赤岩ダムを目指した。あまり遠くないし、途中元社員が亡くなった現場にビールを手向け、米山の下のダムを訪れた。
実を言えば、時折一人でフラリと来るところなんだけど、来る度に人が少なくなり、今日は誰もいない。
デッキチェアを忘れたので、昼寝はできない。
今日は何処からともなく、静かな山鳴りの音が聞こえていたが、風の音なのか…。
帰って、夕陽を見ながら居眠り。
最近は疲れたせいなのか、老化に伴う歓喜現象なのか、良く眠る。
放っておくと、朝まで挙動不審な活動で眠れない。
だから、普段は睡眠薬と蒸留酒の助けを借りて眠る。
これは結構辛い。
「陽は、また沈む」… 「陽はまた昇る」んだけどね。