謹賀新年
元日は神社とお寺の2年参り、午後からは集落の新年会、兄貴の家への新年挨拶。
2日は寝正月。
3日は子供達もそれぞれの家に帰り、元の老夫婦の侘び住まいに戻った。
暮れの休みに入ったときは精神的バランスを崩し、関東の青空が見たくなって山を越え群馬へ。
雪のない風景に魅せられて、藤岡から長野自動車道路を走って米山インターで降りたら高速料金は340円。
3回目の実験成功 !
得意になって、でも考えてみたら、暇人が何を馬鹿なことをやっているのか、と落ち込んでしまった。精神的治療失敗。
昨日久し振りに炎加世子を思い出した。
もう、4,50年前の話だけれど、彼女はこう言った。
「人生なんて、死ぬまでの暇つぶし・・・」
それまで自分では「ニヒリスト」を気取っていたけれど、この言葉に打ちのめされた。ポジティブ・ニヒリズムも台無しだ。
過去は、悔悟の荒海。
未来は、怒濤渦巻く不安の海。
生きている間は、余計なことを考えずにトコトン頑張るより他ないんだろうな、と最近思い始めている。
窓の外は雪。
やっぱり関東の青空と、青い海が恋しい。