2015年10月29日 風の戯言


 25年も病床に伏せっていた人が亡くなっていた。
 家族葬で、数人の野辺送りだったらしい。

 従兄弟で、いろいろお世話にもなった人で、葬儀の音もなく野辺の送りにも参加できなかった。寂しさと悔しさがゴチャゴチャになって、心の折り合いをつけられないでいる。それぞれの家庭の事情がわかるだけに、ポツンとした寂寥感の中に漂っていることしか出来ない。

 古いCDで、一人ピアノ曲を聴いている・・・。