空海
もう、12月になるんだな。
「明治維新という過ち」以来池上彰、佐藤優の「新・戦争論」、「大世界史」、半藤一利の「もう一つの「幕末史」」を読んでいて「歴史」というものが少し判ってきたように思う。
73歳を過ぎて、今更何を言うかバカヤロー!、って思いだけれど、またやっと・・・いや自分の人生で初めて少し本が読める世界に戻ってきた・・・そんな感じが嬉しい。
今は高村薫の「空海」に浸り始めている。
素直に宗教が信じられず、曹洞宗に何かを感じていたのだが、「空海」を読みつつ真言の世界がチラチラし始めている。
言葉にならぬ世界を、やはりその世界を一人でも多くの人達の救いにするためには「言葉」が必要なのだろう。
ただ、その言葉の真意は人には伝わりにくい。
言葉に「嘘」の多い人達には、何も伝わらない。
「修行」という言葉は深くて重そうだ。
親は何で「修」なんて名前をつけたのだ ????