Rio 2016

2016年08月07日 風の戯言


 近代美術館でモネ展をを見、馬高縄文館を覗き、歴史博物館で遊んできた。
 モネの本物は初めてだけれど、「雪の効果、日没」には惹かれるものが有った。長岡の大きさと、丘陵の翠、火炎土器に魅せられた小さな旅だった。

 オリンピックの開会式は素晴らしかった。
 演出の深い意味は判らないが、難民選手団が行進し、ファベーラの若い人達のダンスがあり、リオのカーニバルのリズムが会場を包んでいたようだ。

 夜は大アマゾンの未開の民族「イゾラド」マシュコピーロの映像が流れ、読みかけ本の「日本人は何処から来たか」にも関連した興味深いドキュメントだった。
 彼らも「ホモ・サピエンス」なのか、興味が尽きない。

 火炎土器ももっと知りたい。
 煮炊きをした形跡もあるらしいが、ならば何故こんな装飾がついているのか?

 歴史博物館で茶会が開かれていた。
 一服戴いていたら、和服の素敵な女性が近づいてきて、火炎土器に野の花を生けた風情を話してくれた。
 うーん、心のバランスが取れない。

 こんな休みがもっと欲しい。