泉田劇場の幕
知事が新聞批判にブチ切れた。
このキレ方、拙者レベルの情け無さだ。新潟県の知事様はもう少し江戸城大奥の小池様のしたたかさを見習うべきだ。
目標を決めたら、シナラクナラして相手を骨抜きにしてしまい、やがてトドメを刺す、あの手練手管はマキュアベリもビックリ、孫子も脱帽だろう。
東京が楽しみだ。
拙者は泉田殿を尊敬していた。少なくとも原発再稼働の条件にフクシマの総括が終わらないのに、何を抜かすか !の恫喝は極道も顔負けの大段幕、拍手喝采、道理である。
「再稼働」は必要だろう。1日100億円ものお金が石油・ガスの購入費で消えている。なんとかせんばならん ! のは当たり前なんだが、住民の「安心」を購うアイデア、信頼に足る説得力が殆ど「ゼロ」。「バカヤロー」だね。
「メルトダウン」の隠蔽も幼稚すぎて腹立たしいが、問題は「産業とは人々の幸福に資するもの」であるはずなのに、その産業の稼働に対し「避難訓練」を臆面もなくやっちゃってくれる神経はどうなっているのか?
煤煙濛々の昭和の産業復興期を思い出す。あの時にこそ「避難訓練」が必要だったのじゃないか ?
人生、引き際が肝心だという。
やっておきたいこと、やり残したこと、いろいろある。
外部から罵詈雑言を浴びせられたとしても、やらねばならないことはやっておかなければならない。私利私欲にまみれたものであるならば徹底的に潰すか矯正しておかなければならない。去る者として、それは「ケジメ」だ。
泉田知事と新潟日報の「イサカイ」は些か不毛だ。
知事を辞める口実としては女々しすぎる。
もう少し徹底的に戦うべきではなかったのか?