響投稿原稿 「東京都は伏魔殿」
お行儀の悪い野次馬にとって「小池劇場」は痛快な活劇である。早速「現場を見にも行ってきた。
「年増の厚化粧」が都知事に就任し幕が開いたとたん「豊洲市場」では基準値を43000倍もの有害物質を地下に封じ込める為の盛り土より、建物のメンテナンスの利便性を優先させた問題が火を噴いた。
「審査委員会」が「提案」した「盛り土」が「無視」された行政組織は誰が責任を持つのか。また「提案」とは何なのか、効力は何処まであるのか?・・・解んねぇ・・・
石原慎太郎が都知事の時代、盛り土よりも空洞を提案したのは「私は素人、下から揚がってきた案だもの」と回答し、記者団に突っ込まれた挙げ句「東京都は伏魔殿」と吐き捨てた。「エエッ ! お前が言うか ?」だ。
「安全性」よりも「利便性」を優先する。「何のために」の目的が軽やかに捨てさられ、議論は責任回避や詭弁のオンパレードに終始する。「知らなかった」「誰かが決めたことだ」・・・「メルトダウン」にも繋がってくる。
しかも地下空間に溜まった水を調べてみたら基準値以下だった!・・・800億円も掛けた「盛り土」は不要だったってこと?・・・
日出る瑞穂の国は「恥の文化」を大切にした「神の国」ではなかったのか・・・頭がクラクラしてきた。老衰が始まったのかな。